http://sankei.jp.msn.com/life/news/120104/art12010415160004-n1.htm
英国では2010年、陶芸家のエドマンド・ドゥ・バール氏が、
根付けを所有していた自身の一族の歴史をたどったノンフィクション
(邦題「琥珀の眼の兎」)を出版、ベストセラーになった。
43 :名無しさん@12周年:2012/01/04(水) 20:30:57.28 ID:wFHUfcgB0
陶芸家のエドマンドは東京の大叔父の部屋で出会った264の美しい根付に魅了された。
やがて根付を相続した彼は、その来歴を調べはじめる。
根付を最初に手に入れたのは、彼の曾祖叔父だった。
19世紀後半に日本から輸出された根付はマルセイユに上陸して、
美術蒐集が趣味の曾祖叔父の手に渡った。
根付たちは華やかなりし頃のパリでプルーストやルノワールに愛でられ、
その後、ウィーンの大富豪の親類の手に。
だが、ナチスの魔の手が一族と根付に忍びよってくる―。
根付の壮大な旅路を追いながら、エドマンドは一族の哀しい歴史を知る。
全英を絶賛の渦に巻き込んだ傑作ノンフィクション。
「エコノミスト」紙、「サンデー・タイムズ」紙コスタ賞ブック・オブ・ザ・イヤーに選出、
王立文学協会オンダーチェ賞受賞。
根付ごときがなんだかすごいことになってる
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