15 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2012/01/24(火) 01:49:46.81 ID:h1e0q+Wu
22 - 衆 - 法務委員会 - 23号 昭和三十年六月十八日(土曜日)
本日の会議に付した案件
出入国管理令の一部を改正する法律案(内閣提出第一〇六号)
人権擁護に関する件
○神近市子委員(社会党)
(略)今六十万の朝鮮の方々がいる。そしてその方々が日本の失業状態のあおりを食って、なかなか仕事が得られな
い。仕事が得られないために犯罪をたくさん犯す。これは私憎みたくないけれども、いろいろの新聞その他に出てお
ります犯罪にとても朝鮮の人が多い。それから私どもが視察して参りました基地の周辺におけるあってほしくないい
ろいろの事柄にも全部あの人たちが出ていて、ちょっと私どもが近寄るのが危険なくらいに感ぜられる。一体そうい
う状態にほうっておいていいか。私ども日本人としても困るし、あの方々も、自分の民族の間に帰ればあれだけ思い
切った犯罪はないと私は信じております。というのは自分たちの婦人と自分たちの子供には非常に親切で、そして絶
対に手をつけない。異民族である日本人にこれが襲いかかっているという傾向が明らかなのです。ですから私は非常
に素朴な考え方かもしれませんが、帰りたい人を早く帰して、そうしてどうしても日本に来なければ父親とか両親と
かに会えない。そして夫に会えない、扶養者に会えないという人たちには緩和していただきたいというのが私の根本
的な考えでございます。それでいろいろお尋ねするのでございますが、一応北鮮の問題を後まわしにして南鮮との話
し合いを進めたいというのが当局のお考え方であったのでございます。今日そういう動きに対して、幾らかでも進展
する情勢があるのでしょうか。あるいはこれは絶望的なものでしょうか。大臣でなくてちょっとお気の毒ですけれど
も、あなたが御存じの程度で伺わせていただきたいと思います。
http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_dispdoc.cgi?SESSION=26395&SAVED_RID=1&PAGE=0&POS=0&TOTAL=0&SRV_ID=2&DOC_ID=1449&DPAGE=1&DTOTAL=1&DPOS=1&SORT_DIR=1&SORT_TYPE=0&MODE=1&DMY=28466
16 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2012/01/24(火) 01:51:19.53 ID:h1e0q+Wu
22 - 衆 - 法務委員会 - 23号 昭和三十年六月十八日(土曜日)
○小泉純也政府委員
(略)神近先生がおっしゃいましたように、日本に住まいたい者を住まわせて、韓国に帰りたい者は返す、こういう
ふうに参りますと事は最も簡単で、いろいろの難問題が漸次解決をするのでありますが、問題はそう簡単でなく、極
端かもしれませんけれども、六十万と推計をせられる朝鮮人のうち、日本から母国に帰りたいという者は一人もいな
いといっても大した言い過ぎではない。一方向うからは、入れれば、それこそ手段方法を選ばず、命がけでも密航を
して、方法さえつけば怒濤のごとくどんどん入ってくる。そしてこちらから強制送還をしようといたしましても、韓
国の政府がこれを容易に受け付けないというところに、人道問題だけでは解決しない大きな国と国との外交問題と申
しますか、もう入国管理局だけでは手に負えない大きな外交問題となってここに横たわっておるのは、私が申し上げ
るまでもなく、御理解をいただいておると思うのであります。ですから、要するに、こちらは国際的ないわゆる紳士
としての態度をもって韓国に接しましても、韓国の方は、紳士的でないとは申しませんが、御承知の通り李承晩ライ
ン、その他漁船の拿捕の問題、こちらから、密航した者を密航したという確証をあげて韓国に申し入れましても、そ
の送還を容易に受け付けない、こちらは向うから出てきた者を受け入れっぱなし、不法入国であろうが何であろうが
、返すことができないで、大村収容所にはますます人員がふえていく、それをみな国費で、国民の血税で養ってやら
なければならない、その取扱いについても、きわめて懇切丁寧にしなければ、人権じゅうりんというような問題まで
起きてくる。これを大まかに考えますと、一体日本のためにやらなければならないのか、日本国民の血税の犠牲にお
いて、韓国人をまず第一義として大事にしてあげなければならないかというようなところまで、考え方によっては行
く問題であると私は思うのであります。
http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_dispdoc.cgi?SESSION=26395&SAVED_RID=1&PAGE=0&POS=0&TOTAL=0&SRV_ID=2&DOC_ID=1449&DPAGE=1&DTOTAL=1&DPOS=1&SORT_DIR=1&SORT_TYPE=0&MODE=1&DMY=28466
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