2012年2月5日日曜日

墓というものの性質


今上天皇が訪中した際、
中国の皇帝陵の観光視察の誘いがあったが断られたという。
先祖の墓暴きに当たるという意識のため。

他国にある墓は途絶えた王統の歴史遺物にすぎない。
それですら見るわけにはいかないと天皇は視察を辞退している。

ましてや現在進行形で生きてる王統における、先祖の墓を
歴史研究のために暴いてみせろというのは歴史家の傲慢だ。


日本人がモンゴルのチンギスハーン陵の捜索をやっていたが、
民族の英雄の墓を暴くなんてけしからんと、
現地のモンゴル人が怒り出して、最終的には中断に追い込まれている。

朝青龍も、日本の天皇陵を暴くようなものだ、許せんと怒っていた。

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